推拿とは

現代の中国において行われる伝統医学です。

伝統中国医学とも同じに扱われる場合がありますが、
現代の中医学は文化大革命以降、古いものから新たに作られた医学です。

古いものを踏襲する部分も多くあるために、中国では自国の伝統医学の総称となっています。

中医学の特徴は、陰陽学説・五行学説・蔵象学説・経絡学説・気血津液学説など、
独特の理論体系によって原因を追求して根本治療を目指し、
まず診断によって病気の原因と経過を明らか(弁証)にして、
それに基づいて治療法と方剤が決まるところにあります。

この弁証方法には、

八綱弁証、六経弁証、衛気営血弁証、気血弁証・臓腑弁証、病邪弁証、経絡弁証など特有な理論があり、
この理論を系統的に総括統合して構築された医学体系が、中医学です。

中国では、中医学を専門に勉強する医科大学があります。
この医科大学課程の終了者を「中医師」と呼 びます。
漢方・鍼灸・推皐の三大中国医学療法は、この治療原則に従って行われます。
元来「按摩」と起源を同じくするものです。
明の時代以後、医療行為としての按摩は推推拿と呼称されるようになりました。
現在の中国政府も、この呼称を公式に採用しています。

日本では俗に中国整体と呼ばれることもあります。

中国においては、技法面では一般の「按摩」と同一ですが、
日本の按摩と中国の推拿とは全く技法が異なります。

世界最古の医学書である「黄帝内経」にも、
按摩の文字が書かれています。
中国において隋の時代には「按摩」は独立した専門科とし扱われるようになりました。

当時の医師達は「按摩」を各方面の治療方法として、
内科・外科・小児科・婦人科を問わずに行っていました。
その治療行為が、明以降に「推拿」と称されるようになったわけです。

推拿療法の効果の一例としては「痛みを取り除く」等があり、
治療家の手で病気のもとを探しあて、患部を改善していきます。

薬や器具等は一切使わないといった安全性と苦痛を伴わないのが特徴で、
その適応範囲の広さと即効性は、中国各地の中医大学や中医病院に“推拿科”が設置されていることからも、
一般的な療法と認知されていることが分かります。

例えば整形外科系の痛みがなかなか消えない場合、
その原因として「骨のズレによるもの」という診断 がありますが、
中国では「筋肉の癒着によるもの」もあると考えられており、
その事実は医学的にも証明 されています。

さらに西洋医学では対応が難しいとされる難病、
また原因不明と言われる「痛み」「しびれ」「神経系統」の障害などに、推拿療法がよく用いられます。

中医学の理論に基づいて、まず体の状態を把握します、そのために四つの診断方法(四診)で、
陰陽の バランス・臓腑の健康状態を見極めることが大切です。

例えば肩こりと云っても、内臓の不調から起こる 場合もありますので、
痛みを軽減するだけではなく、その根本にある原因をなくさなければつらさは改善されません。

したがって、状態の判断、施術方針の決定、推拿施術 と流れることになります。

このことを「弁証論治」といいます。
施術に用いる手技は25種類あって、それぞれの効果と疾患部位を熟知した上で施術することになります。

■ 受講後のサポート

就職斡旋サポート独立開業支援技術支援

福岡県内の、整体院・整骨院・ボディケアサロンなどから紹介依頼をいただいていますので、
希望があれば就職の斡旋をサポートいたします。

また独立された後の技術的な不安、経営的な不安に応えるために、
定期的な研修会などを開催し、より推拿に邁進できる体制をお手伝いいたします。

本学院では、「湯布院中医学研究会」の支援を受け、
合宿形式での勉強会や中医師を招いてのセミナーなどを企画しています。

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